このページをご覧の方は、システム開発の制作費用がどのように算出されているか分からない方がほとんどだと思います。
ここではお見積もりで提出される制作費用がどのように算出されているかを説明します。
見積もり手法はどのような手法があるかというと、「ユースケース法」「ファンクションポイント法」等いろいろありますが、基本は「技術者の人件費 + 営業費用 + 会社運営費」にて産出されます。
上記3つを足した数字がシステム開発の原価となります。ここに1割程会社の利益が乗せられ、お客様に見積もりとして提出されます。
技術者の人件費をどのように算出するかというと、「技術者がこの案件に対してどれほどの作業時間を要するか」を計算することが必要になります。
技術者の作業時間の算出方法は、まずは一つの案件を機能別に細かく分けていきます。
その後細かい機能をこなすためにかかる時間を技術者の時間単位で算出します。こうして技術者の作業時間が積み上げられていきます。
そのようにして積み上げられた時間の総量で技術者の人件費が算出できます。
実際にはそれに営業費と会社の運営費と会社の利益がプラスされるため、技術者1人の1カ月単位の単価は80万円~100万円となるのが一般的です。
大手システム会社の仕事のスタイルとして、多重下請け構造が挙げられます。
多重下請け構造とは、A社が仕事を請けたとして、その仕事をそのままB社に投げ、仕事を投げられたB社がそのままC社に投げ・・・といったように一つの仕事に何社も絡んでくるような構造の事です。
このような多重下請け構造は各々の会社がきちんと役割を果たしていればとても合理的でよいと思うのですが、最近の傾向として何もせずにそのまま仕事を投げてしまう場合があります。
そうなってしまうと、大元のクライアントが払う金額ばかりが膨らんでしまって、最終的に仕事をしたのはC社だけという結果が生まれてしまいます。
当然この場合は「単価が高く、質が悪い」システムが納品されてしまうことになります。











